マナーの力 扇子

「マナーの力 扇子」
 
 
日毎秋の薫り深まります候、
いかがお過ごしでしょうか。
 
 
私の方は
おかげ様の毎日で、
 
 
久しぶりに京都を訪れ
雅な時間を愉しませて頂きました。
 
 
悠久の時が流れる都には
絶えず受け継がれてきたこと、
  
 
「しきたり」が
そこかしこに見受けられ、
 
 
文字通りこれまで
「してきたこと」という意味ですが、
 
 
目に映る様々な景色が
美しくて学びに満ちた世界でした。
 
 
とりわけ『扇子』については
謙虚に学ばせて頂きたいと関心を高めています。
 
 
関西地方に、扇子にまつわる
しきたりや習わしが多く残っているのは、
 
 
平安時代の京都の貴族のあいだで、
恋人同士が扇子に恋歌を詠んで交換していたことに
起因するためだとか。
 
 
そもそも扇類は〝うち葉″といって
大きな木の葉や草でつくっていたとのこと。
 
 
この〝うち葉″には「神様の依代」
つまり神がよりつくもの、神が宿るものという
 
 
信仰が古くからあり
様々な儀式に用いられるようになったようです。
 
 
扇子には、結界をつくるという
役割があることは知られていますが
意味が繋がりますね。
 
 
皆さまは扇子をいつも
携えていらっしゃいますか?
 
  
伝承が残る町は
いいものですね。
 
 
京都の人々と街、歴史からも
知的好奇心をくすぐられた旅でもありました^^
 
  
どうぞ、心満たす
素敵な神楽月をお過ごしくださいね。
 
 
皆さまのこれからが
ますます愛に満ち溢れ*。。゚。*・。。
光り輝く素敵な毎日でありますように
 
    
【写真】
今回の京都で✿.。₀:*゚✲゚*:₀。